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​構成的グループ・エンカウンター
Aタイプ 個別目標へのプログラム群​ 自己発見・自己理解系

教育の目標

 

・大きな目標は,ふれあいと自己発見になる。

・ふれあいとは,本音と本音の交流,心と心の通い合う出会い(人間関係)のこと。本音とは「あるがままの自分」のことである。

・自己発見とは,自分が気づいていない自分自身への気づきである。

 

実施学年

 

小学校から高校までの全学年

 

実施時間数

 

各学年で,20分から120分の時間を要する多数のエクササイズ(活動)が,分かりやすい指導例とともに用意されている。

 

実施の対象時間 

 

総合的な学習の時間,道徳,特活など,学校の裁量で実施できる。

 

教育方法の特徴 

 

・この教育は,比較的簡単に準備と実施ができる。

・児童生徒がのめり込むほどの魅力がある。

・独立した1回分のエクササイズ(活動)が多数用意されている。

 

効果評価方法 

 

目標にかかわり直接的に得点化できる評価方法はほぼないが,学校や生活での適応をみる他の評価方法は多様に適用できる。

 

情報の参照場所 

 

心理教育プログラムでは,出版されている書籍が最も多いので,興味に応じて,選んだ書籍から情報を得ることができる。

以下,多数の書籍から,代表例を示す。

 

教育の理論

<書籍> 「構成的グループ・エンカウンターの原理と進め方」(誠信書房)

 

教育方法  

<書籍>   「エンカウンターで学級が変わる」(小学校偏,中学校偏,高等学校偏あり) 図書分化

      

教育効果 この教育の効果は,ふれあいや自己発見に直接かかわるものではなく,波及効果として多用な領域で効果を見た論文が多数ある。      

 

その他,ご紹介したいこと 

 

・心理教育プログラムとしては,これまで,また現在でも,最も実施例の多い教育

・教育の実施自体は容易で,実施のための情報も書籍等で多数発信されている。

・実施の希望があれば,自分ですぐに実施できる。

 

問い合わせ先 

 

問い合わせができる特定の機関はない。

書籍等の著者に問い合わせることができる。

 

情報提供: 鳴門教育大学 山崎勝之

※他に,構成的グループ・エンカウンターに精通されている方から,記述に不備があればご連絡をお願いします。

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